英語が読めるけど話せないのはなぜ?原因と克服法を徹底解説

「英語の本はスラスラ読めるのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない。」
英語学習者の多くが感じる、この「英語 読めるけど 話せない」という悩み。
実はこれ、学習の方法に根本的な原因があります。
この記事では、読む力と話す力のギャップが生まれる理由から、克服のための具体的なアプローチまでを徹底解説します。
お子さまの英語力を伸ばしたいと考える保護者の方にも、自分自身の英語力に悩む大人の方にも役立てていただけます。
英語が「読めるけど話せない」のはなぜ?3つの本当の原因
「読む力はあるのに話せない」という状態には、脳の仕組みや日本の教育環境、そして「知識」と「運用力」の違いという3つの構造的な原因があります。
- 「読む」と「話す」は脳の使い方がまったく違う
- 日本の英語教育がスピーキングを後回しにしてきた背景
- 「知っている」と「使える」の間にある大きな壁
それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
「読む」と「話す」は脳の使い方がまったく違う
英語を読むとき、脳は文字を視覚情報として処理し、意味を理解するプロセスを使います。
一方、話すときは音として言葉を産出し、瞬時に思考を組み立てる全く別の回路が必要です。
Reading-Cubeでの指導経験の中にも、このギャップを象徴する事例があります。
英検で満点合格するほど読む力があるのに、ネイティブ講師との対話では質問が聞き取れず、「?」という表情が続いていた小3の生徒がいました。
音声付き多読アプリでの読書を毎日続けるうちに、まず「聞けるけど答えられない」という段階に変わり、3ヶ月目ごろからは自分の言葉で文章を作って答えられるようになっていきました。
「読む回路」を鍛えるだけでは、「話す回路」は育たないのです。
日本の英語教育がスピーキングを後回しにしてきた背景
日本の学校英語は長年、読み書きと文法を中心に設計されてきました。
その結果、話す経験が圧倒的に少ないまま「読める子」が育ちやすい環境になっています。
Reading-Cubeでも、この傾向を示すエピソードがあります。
それまで知っている単語を組み合わせながら積極的に発言していた小学校高学年の生徒が、英検対策のため数ヶ月休学して戻ってきたとき、間違いを恐れて会話がほとんどできなくなっていました。
文法を正確に使おうと考えすぎてしまい、以前の「とにかく伝えよう」という姿勢が失われていたのです。
小学生のうちから文法を詰め込んだり、高い英検級の取得を急がせたりすることは、スピーキングの育ちには逆効果になる場合もあります。
「知っている」と「使える」の間にある大きな壁
英単語や文法を「知識として知っている」状態と、「とっさに口から出る」状態には大きな差があります。
この壁を越えるには、実際に使う経験を積み重ねるしかありません。
Reading-Cubeには、ネイティブ講師が担当するレベル別のグループレッスンがあります。
初めて参加する子は、周りが一斉に英語で話し始める姿に圧倒されることも少なくありません。
でも、多読と並行してグループレッスンに参加し続けるうちに、クラスメイトの発言を自然と真似できるようになっていきます。
そしてある日、自分でも気づくのです。「あ、前より話せてる」と。
その瞬間に自信が生まれ、そこからぐっと話す力が伸びていくことが多いです。
読める力を話す力に変えるために必要なこと
読む力を話す力に変えるには、「知識のインプット」から「実際に使う体験」へのシフトが欠かせません。
Reading-Cubeでは、独自の指導アプローチと循環的な学習サイクルによって、その橋渡しをしています。
- Reading-Cubeが考える「話せるようになる」ための最初のステップ
- Reading-Cubeの指導で効果が出やすいアプローチ
- 生徒の実例:話せるようになったプロセス
各アプローチについて詳しくご紹介します。
Reading-Cubeが考える「話せるようになる」ための最初のステップ
「読めるけど話せない」生徒にまず取り組んでもらうのは、ネイティブ講師のグループレッスンへの参加です。
よく自転車に例えて説明しています。
家の中で家族にブレーキやハンドル、ペダルの使い方を教わるだけでは、実際に乗れるかどうかわかりません。
公園に行って、自分の体で体験して初めて乗れるようになりますよね。
英語も同じで、文法を習ったり読んでいるだけでは使えるようにはなりません。
ネイティブ講師と何度も実際に会話で使ってみることが、一番の近道です。
そして週1回30分、日本人講師によるコーチングレッスンで「こう言いたかった」「あの時なんて言えばよかったんだろう」という疑問を一緒に解決します。
ネイティブとの会話→日本人講師との振り返り・読書サポートのサイクルが、話す力を育てる鍵です。
Reading-Cubeの指導で効果が出やすいアプローチ
読む力を話す力に変えるうえで、Reading-Cubeが特に力を入れているのは「続けられる仕組み」です。
月1回の進級テスト後には保護者とのミニ面談を実施し、お子さまの成長と課題をその都度共有します。
また、月2回オンライン・対面で多読会を開催しています。
家での読書の様子を再現しながら講師がアドバイスをする場でもあり、孤独になりがちな読書をみんなで行うことでモチベーションの維持にもつながっています。
目標語彙数を達成した際にはお祝い会も開いており、子ども自身が成長を実感できる機会を大切にしています。
さらに、11〜18歳を対象にニュージーランドへの留学紹介も行っており、レッスンで育てた英語力を実際に海外で使う機会へとつなげられます。
生徒の実例:話せるようになったプロセス
入会時にフォニックスもまだ身についていなかった小4の女の子がいました。
初回のオリエンテーションで緊張のあまり泣いてしまうほどの恥ずかしがり屋で、グループレッスンへの参加はハードルが高い状態でした。
そこでGoldプラン※の日本人講師によるコーチングと1対1のネイティブ講師とのプライベートレッスン、そして毎日の音声付き多読からスタート。※価格表にはない週2回プランです。
2ヶ月後には質問が聞き取れるようになり、短い文章で返答できるようになりました。
「嫌いだった学校の英語が楽しくなってきた」と本人も話してくれるように。
「根気強くやさしく接してくださった先生方にとても感謝しています」とお母様からも言葉をいただきました。
子どもが「読めるけど話せない」を避けるために親ができること
子どもが「読める力」を「話す力」へとスムーズに発展させるには、家庭環境と適切なサポートが大きな役割を持ちます。
- 子どもは大人より早く「読む→話す」の回路がつながる理由
- 学校英語だけでは足りない「アウトプット習慣」の作り方
子どもならではの強みと、家庭でできる取り組みを解説します。
子どもは大人より早く「読む→話す」の回路がつながる理由
子どもが大人より早く話す力につながりやすい理由のひとつは、音のリズムや響きをそのまま体に入れることが得意だという点です。
大人は文法や意味を確認しながら読みがちですが、子どもは音声付き多読を通じて、英語のリズムを自然と体に染み込ませていきます。
また、間違えることへの躊躇が少なく、グループレッスンでクラスメイトの発言を見て自分もやってみようとする吸収力もあります。
「正しく言えたか」より「伝わった!楽しい!」という体験で前に進めるのも、子どもの強みです。
読書の習慣化には最初は声掛けが必要な時期もありますが、コーチング講師との信頼関係ができてくると、子ども自身が読書の時間を決めて取り組めるようになってきます。
保護者だけでなく第三者であるコーチが関わることで、自律的な学習習慣につながるケースも多いです。
学校英語だけでは足りない「アウトプット習慣」の作り方
Reading-Cubeでは、家庭での負担を増やすことはお願いしていません。
忙しい保護者の方に無理をさせるより、レッスンと毎日の読書習慣の中で着実に力をつけていくことを大切にしています。
ただ、自主的に取り組まれているご家庭もあります。
例えば、読んだ本のあらすじや感想を家族で英語で話し合う「ブックトーク」を取り入れたご家庭では、多読の語彙数が特に早いスピードで伸びていきました。
家族で話し合う習慣が自然と日常に溶け込んでいる環境は、子どもの英語力にも良い影響を与えるようです。
日常の中に「英語を使う瞬間」を少しずつ増やすことが、話す力への近道といえます。
「読む→話す」を同時に伸ばす循環学習メソッドとは
Reading-Cubeが大切にしているのは、読む力と話す力を切り離して鍛えるのではなく、ひとつの循環サイクルとして育てるアプローチです。
- 多読メソッドが「読む力と話す力を同時に伸ばす」しくみ
- 8ヵ月で話せるようになった生徒のBefore/After実例
- 体験レッスンでわかる、お子さまの「読めるけど話せない」原因診断
具体的な事例とともに、循環学習メソッドの全体像を見ていきます。
多読メソッドが「読む力と話す力を同時に伸ばす」しくみ
Reading-Cubeの学習サイクルの土台は、家での毎日20分の多読です。
休日にまとめて1時間読むより、毎日20分タイマーをかけて、時間がきたらやめる。
やりすぎないことが長続きの秘訣で、毎日コツコツ続けることが一番の上達につながります。
コーチングレッスンでは、日本人講師と一緒に前週の読書量が達成できたかを確認するところから始まります。
できた理由、できなかった理由を一緒に考え、読書を続けるための伴走をします。
また、子どもは音で吸収することが得意な分、意味の理解が追いついているかの確認も欠かせません。
多読とコーチングで読解力がついてきたら、ネイティブ講師のプライベートレッスンやグループレッスンで実践の場を設けます。
知識をアウトプットする経験を重ねることで、読む力が話す力へとつながっていきます。
8ヵ月で話せるようになった生徒のBefore/After実例
小学3年生の女の子の事例です。
入会時、ネイティブ講師のレッスンではジェスチャーを加えた単語での問いかけにも答えられず、隣にいるお母様から答えをもらう場面が見られました。
オンラインレッスンではありがちなことですが、それではお子さまの正しい英語力を測ることができないため、お家の方にはできるだけ遠くから見守っていただくようにしました。
グループレッスンにも参加し、他の生徒の答え方を真似するうちに少しずつコツをつかんでいき、8ヶ月後には長めの文章でも答えられるようになりました。
「自分には到底みんなみたいに話せないと思っていたけれど、いつの間にか話せるようになっていた」という本人の言葉がとても印象に残っています。
体験レッスンでわかる、お子さまの「読めるけど話せない」原因診断
体験レッスンでまず大切にしているのは、そのお子さまやご家庭が近い将来どうなりたいかをしっかりお聞きすることです。
目標を踏まえた上で私たちにできることをご提案する、それが体験レッスンの出発点です。
体験は3回構成で、1回目は読む力のレベルチェックとお子さまの性格・英語レベルを把握しながら、2回目をどの講師が担当するかを判断します。
英語を話すことにすでに慣れているお子さまにはネイティブ講師を、恥ずかしがり屋で初歩から丁寧なサポートを希望される場合は日本人講師からスタートすることもあります。
毎日20分の多読を継続できることが上達の大前提です。
体験を通じて、その習慣づくりがご家庭に合うかどうかも含めて、保護者の方と一緒に確認するようにしています。
まとめ
「英語 読めるけど 話せない」という状態は、決して珍しいことではありません。
今回の記事のポイントを振り返ります。
- 「読む」と「話す」は脳の別回路を使うため、読む練習だけでは話せるようにならない
- 日本の学校英語はスピーキング経験が少なく、「知っている」と「使える」の壁が生まれやすい
- 子どもは音のリズム吸収力と失敗を恐れない積極性があり、早く話す力につながりやすい
明日からできるアクションとして、以下の3つをお勧めします。
- 毎日20分だけ、英語の音声付き多読に取り組む時間を確保する
- 読んだ内容を誰かに一言英語で話す機会を作る(家族でも可)
- ネイティブ講師との会話体験を積むスクールや体験レッスンに参加してみる
「英語 読めるけど 話せない」状態を抜け出すカギは、インプットとアウトプットの循環学習にあります。
まずはお子さまの現状を知ることから始めてみませんか?
Reading-Cubeの体験レッスンでは、お子さまの「読めるけど話せない」原因を一緒に確認できます。

